私は アメリカに 主人の仕事の関係で 滞在する前
「日本人以外って いい加減だよね」と 思っていました。
主人も 医局から留学扱いで 大学から 行ったのですが
「仕事は 自分のアイデンティティーを守るために必要なもの」と
朝早くから 夜遅くまで 初めは 仕事場に行っていました。
それまで 大学病院で働いていた主人に あまり会えませんでした。
連絡事項は、メール。お互い顔を合わせた時は 必要なことを
伝えたり 計画したり 行事に参加したり・・・と 忙しい日々でした。
休みの日は 大きなイベント事のようでした。
私より早く起き 私より 後に帰ってくる生活。
自分も 薬剤師として働いていたため 週に1度は遅くなり(遅番)
英語の幼稚園の預かり保育を利用し その日のお迎えは
長女が 一番最後になっていました。
その時 娘に ちっちゃなお土産を用意していくんですよ。
例えば かわいい消しゴム とか 300円前後のモノ。
今でも 覚えているらしく そのミニプレゼントの話をします。
(話が 横にそれましたが・・・)
話を戻し、主人は アメリカで 仕事が あるないにかかわらず
当然のように 朝から 8時過ぎまで 主人は 仕事場に行っていました。
これでも 早い帰りでした。
(研究 論文など やることは 探せばいくらでもありますから)
しばらくして アメリカ人は 勿論のこと アメリカに住んでいる日本人も
権利として 休みをとり 必要がなければ 早く帰ることを 受け入れるように
なりました。今思えば 当然の権利ですからね。
時間と仕事の効率 生産性・・・それに加え プライベートの時間の使い方。。。
かなり 考えさせられた アメリカ生活だったと思います。
同時に 最高に 素晴らしい時間を過ごせました。
飽きるほどの長い夏休み 1ヶ月以上の気ままな旅行。
話も尽くすほどの ドライブの時間、同じ景色が延々に 広がる移動・・・
帰ってからも また しばらく 友人たちとキャンプをしたり
お金をかけず 時間をかけて 家族や友人と過ごす。
イギリス人と結婚し イギリスで 働いている友人は
「日本は サービスを受けるには 最高のところ。でもね、
働くには 厳しいところだよね。」と言います。
サービスを受ける側が そもそものサービス以上の何かを
求めすぎなのではないかと思います。
素晴らしい接待、気を回すこと、自分の仕事でないのに
全て把握するetc...
働き方改革を打ち出されている昨今、私たちも 考え自体を
変えていく必要があるのではないでしょうか?
子どもの勉強に対しても 改革。そうしない限り
大人だけが 時間ができたら 子どもの勉強に目が行くようになり
子どもは もっと 厳しい労働条件で勉強することになりますよね。
親も 子どもも ここらへんで 改革しましょ!