英語とAI
AIの発達によって、私たちは 英語を いや 他国語を勉強する必要がなくなるのか?
マルチ翻訳機によって 私たちは 会話をするのにストレスなくすることができるのだろうか?
そんなことはあり得ないと思います。
先日見たTVで 「最近 ピアノが上手になったようですね」と
大阪の人が 言った場合
京都の人が 言った場合
このような企画がありました。TVの番組なので 面白おかしく
制作されているので 事実とは異なると思います。
しかし、そのままの意味と解釈した人
全く違い 最近 ピアノの音がうるさくて困っていますと解釈した人がいました。
前後の文脈だけでなく 民族性 文化の違いは もちろんのこと
その人との関係性が 重要な意味を持ちます。
そのため AI翻訳機は 学術的な意見交換を行う場合や
専門性の高い会議 文献 このような場面では 素晴らしく効果があると
考えますが 会話をするためには 難しいと考えます。
また AIにとって変わられないように 私たちも 中途半端でない英語を
学ぶ必要が高くなったのではないでしょうか?
また 多角的に物事を見れるようにすること 色々な経験を積む。
言葉を どう理解するかは その人によって違っていて
その時の気分や 体調にもよりますし 相手の意図を間違えて解釈してしまうことも
多々あります。
人工知能を搭載した翻訳機が 出したものが 正しくても 正しくなくても
とちらでも かなまわない、それを 払拭できる英語のコミニュケーション力を
求められるのではないかと思います。
英語とAI
英検でも 採点に AIを使用するということで 話題になりましたが
このような 全員が同じ答えを出す 同じような回答をする、
正しい文をチェックするよな場面では AIは 素晴らしいと思います。
しかし これから 教育が 詰め込み式から 思考型への変更で
いっそう 個人の考えや 個性 人間性 経験 が 重要になってくると思います。
AI による自動採点実証研究で有意な成果 ―2019 年度から英検に順次本格導入予定―
公益財団法人 日本英語検定協会(理事長:松川孝一、所在地:東京都新宿区、以下、「英検協会」)は、こ れまで AI による自動採点につきまして複数の AI サービス事業者とスピーキングテスト及びライティングテストの共同研究 を進めてきております。このたび、中国の iFlytek 社(株式会社サインウェーブ)※1 を含む複数のサービス事業者との 共同研究におきまして、人の手を介した通常採点と遜色無い成果が出ましたので、2019 年度から従来型の実用英 語技能検定(以下、「英検」)、ならびに英検 CBT におきまして、通常採点に加え、自動採点を並行的に導入して いく予定であることをご報告いたします。
※1: サインウェーブは、既に中国国内の大学入試試験の英語スピーキング試験の自動採点で 2,000 万人以上の採点をおこなってきた 実績がある iFlytek 社と資本業務提携をしており、この度も iFlytek 社からの技術提供を受けています。詳細は末頁に記載しております。
iFlytek 社(サインウェーブ社)との共同研究では、スピーキングの音声認識と採点精度の向上を追求してきました。iFlytek 社から提供された評価エンジンは中国で実績があり、この自前の評価エンジンに個人情報を除去した英検の 回答データを投入して機械学習をさせ、英検の一部採点業務にて本技術の実証実験をおこなった結果、一定の成果 が見られました。
英検における AI による自動採点の主な特徴は以下のとおりです。
【英検における AI による自動採点の主な特徴】
●品質を保持したままでの 24 時間稼働の実現 ●人間による通常採点を補完する採点精度の向上 ●採点時間の短縮→採点期間短縮の実現 ●無回答や白紙答案仕分けによる採点者の負担軽減
英検協会としては、iFlytek 社を含む複数の事業者から世界最新鋭の技術供与を並行的に受けながら、2019 年度 から下図のテストに対し自動採点を導入し、精度向上、生産性向上等の改善を順次進めていく予定です。
【2019 年度より、自動採点導入の対象テスト】
〇:2019 年度第 1 回検定から導入 /
:随時導入予定 / ―:実施なし ※2: 4 級、5 級のスピーキングはコンピュータ端末を利用した吹き込み式
1
試験方式
技能
1級 準1級 2級 準2級 3級 4級 5級
英検(従来型)
リーディング リスニング※3
〇〇〇〇〇〇〇
英検CBT
――〇〇〇――
※3:リーディング、リスニングにつきましては、従来型の英検はマークシート方式であり、英検 CBT は PC 上での解答のため、既に機械的な採点をおこなって います。
(補足)
2019 年度第1回検定から自動採点を導入するのは、従来型の英検では1級、準 1 級、2級、準2級、3級の全 級のライティングです。スピーキングは、まずは4級、5級で導入し、随時1級、準1級、2級、準2級、3級の残級 で導入していく予定です。英検 CBT では、第1回検定から実施級である2級、準2級、3級の全級でライティング、 スピーキングどちらも導入してまいります。なおリーディング、リスニングに関しましてはどちらも既に機械的な採点をおこなっ ています。昨今、我が国の英語教育は4技能のバランスのよい習得が重視され、大学や高校入試に英検をはじめとする外部の 資格・検定試験の活用が推進されています。こうした潮流に伴い、英検の受験者数は増加が予想され、英検協会で は、こうした受験者増に迅速かつ確実に対応する必要があります。そのために今回の AI による自動採点の実証研究の とおり、世界最新鋭のさまざまな技術を活用していくことで、時代に即した我が国の英語教育に貢献してまいります。
◇
4級・5 級スピーキングテストに関する Sinewave 社(iFlytek 社)との自動採点共同研究レポートhttp://www.eiken.or.jp /eiken /group /result /pdf /4s5s-ai_report2018.pdf
■iFlytek 社
アイフライテック社は1999年 中国科学技術大学発のベンチャー企業として設立し、社員数11,000名。10年以上前か ら大学入試の英語スピーキング試験に評価エンジンが採用されています。
2016 年 02 月 16 日 『フォーブス アジア』が選ぶ「ベスト・アンダー・ア・ビリオン」の優良企業 200 社の中で は、時価総額 108 億ドルで 4 位となりました。
iFlytek社 ウェブサイト:http://www.iflytek.com/en/
■株式会社サインウェーブ
株式会社サインウェーブは 2010 年、音声技術の研究開発をコア事業として設立。現在はアプリやシステム開発など受託開 発事業において、技術力が評価され成長しています。2016 年には人工知能(AI)/音声技術の世界的な技術力を持つ アイフライテック(iFlytek)社と資本業務提携し、圧倒的な音声技術を武器に教育事業に参入致しました。 サインウェーブ社 ウェブサイト:https://www.sinewave.co.jp/
■AI 自動採点実証研究についての詳細はこちら
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浙江、青島等の省市の高校入試・大学入試で全面的に利用されており、年間の利用者数は 300 万人で累計 2,000 万
英語スピーキング判定テストは広東、江苏、合肥、
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人を超えます。
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出典 英検採点 AI